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会 場 | HAKUJU HALL |
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撮影日 | 2022/9/17 |
再生時間 | 3時間2分18秒 |
出 演 | 梶野絵奈 ヴァイオリン / アルフレド・パール 指揮・ピアノ / 野口千代光 ヴァイオリン 蔵野蘭子 ソプラノ / 藤井奈生子 メゾソプラノ / 武田美和子 ピアノ / 松山優香 ピアノ 音枕室内オーケストラ、玉川裕子 司会 |
演奏曲目 | 第1部 実力派女性奏者たちの競演 アルフレート・シュニトケ作曲 Moz-Art à la Haydn(Vnソロ 野口千代光、梶野絵奈) レジーナ・ストリナサッキ作曲 ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調(Vnソロ 梶野絵奈) ヨーゼフ・ハイドン作曲 交響曲第59番「火事」イ長調 Hob. I:59 第2部 1863年プロの演奏家が初めて日本上陸~その時に演奏された音楽 (1)ニコロ・パガニーニ作曲 モーゼ幻想曲〜ロッシーニのオペラ《エジプトのモーゼ》の主題による ヴァイオリン 梶野絵奈 ピアノ 松山優香 (2)ヴィンチェンツォ・ベッリーニ作曲 ミスカ・ハウザー編曲 オペラ《ノルマ》より「カスタ・ディーヴァ」 ヴァイオリン 梶野絵奈 ピアノ 松山優香 (3)ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲 ロレンツォ・ダ・ポンテ作詞 オペラ《フィガロの結婚》より「恋とはどんなものかしら」 メゾソプラノ 藤井奈生子 ピアノ 松山優香 (4)バージニア・ガブリエル作曲 ジェームス・ジョン・ロンズデール作詞 ザ・ライト・イン・ザ・ウィンドウ ソプラノ 蔵野蘭子 ピアノ 松山優香 (5)フェリックス・メンデルスゾーン作曲 「夏の名残のばら」による幻想曲 ピアノ 武田美和子 (6)フランツ・ヨーゼフ・ハイドン作曲 アン・ハンター作詞 お母さんがわたしの髪を結わせるの メゾソプラノ 藤井奈生子 ピアノ 松山優香 (7)フェリックス・メンデルスゾーン作曲 ホフマン・フォン・ファラースレーベン作詞 スズランと花たち ソプラノ 蔵野蘭子 メゾソプラノ 藤井奈生子 ピアノ 松山優香 (8)マイケル・ウィリアム・バルフ作曲 エドワード・フィッツボール作詞 私は陽気なジプシー娘 ソプラノ 蔵野蘭子 ピアノ 松山優香 (9)ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲 ヴァイオリンソナタ第9番作品47「クロイツェル」 ヴァイオリン 梶野絵奈 ピアノ アルフレド・パール 第3部 アルフレド・パール ピアノリサイタル ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲 ピアノソナタ第21番 ハ長調 作品53「ヴァルトシュタイン」 |
コメント | 「コンサートの聴きどころ」 梶野絵奈 初めて単著を世に送り出すのをきっかけに、ひたむきに音楽に向かい、勇敢に生きる女性演奏家を讃えたいという気持ちを込めて、このコンサートを企画致しました。なんと言っても一番のお楽しみは、盛り沢山のプログラムです。オーケストラから室内楽、ピアノソロまで3時間に凝縮して堪能していただけるように工夫を凝らしました。 コンサートの最初は、徳永二男先生の同門の友人・野口千代光さんとの共演で、アルフレート・シュニトケ作曲 Moz-Art à la Haydnです。コンサート本番は、集中力に満ち溢れて演奏することができて、会場にいらしてくださったお客さまにも、とても喜んでいただけました。第一部では、続いてモーツァルトと同時代のイタリア人女性ヴァイオリン奏者レジーナ・ストリナサッキのヴァイオリン協奏曲を日本初演、そしてハイドンの交響曲第59番「火事」では選りすぐりの女性奏者たちが、パール氏のタクトのもと、非常に刺激的で洗練された演奏を披露してくださいました。 第二部「1863年プロの演奏家が初めて日本上陸~その時に演奏された音楽」は、そのタイトルの通り、日本で初めて行われたプロの演奏家によるコンサートのプログラムを再現いたしました。来日メンバーは、パガニーニの弟子のアゴスティーノ・ロビオ始め、オーストラリアで結成された一座で、彼らが日本で演奏した曲のうち、一部曲目が判明しているヴァイオリン曲とピアノ曲をお聞きください。またロビオがオーストラリア巡業中に出演したコンサートで歌われた、ちょっと珍しい声楽曲もご紹介しました。司会・玉川裕子先生(音楽学)のお話も音楽の魅力を引き出してくださっています。 第三部は、「第一部」では指揮、第二部では「クロイツェル・ソナタ」にピアノで出演し、その魅力を余すところなく発揮してくださったアルフレド・パール氏のピアノリサイタルです。ヨーロッパの音楽家・音楽通を唸らせるパール氏のベートーヴェン解釈を、「ヴァルトシュタイン」の一本勝負でお楽しみください。 (残念なことに、ノイズが耳触りな箇所がございます。ご視聴に際しては、どうかその旨ご承知おきくださいますようお願い致します。) 梶野絵奈 ヴァイオリン・プロデュース ヴァイオリニスト・音楽学者。東京大学・武蔵野大学非常勤講師。 国立音楽大学卒業。ザルツブルク・モーツァルテウム大学修士課程修了。モーツァルテウム管弦楽団に賛助出演。カナダ・オタワでジョン・カズシ基金助成のリサイタルシリーズを開催以来、日本、オーストリアでリサイタルを開催。徳永二男、カルビン・ジー プ、ハーゲン弦楽四重奏団等に師事。敬愛するイヴリー・ギトリスのマスタークラスを受講。 2007年東京大学大学院入学。研究テーマは、近代日本のヴァイオリン文化史。2019年博士号取 得。編著書『貴志康一と音楽の近代̶ベルリンフィルを指揮した日本人』(青弓社)。英国ケン ブリッジ大学出版の学術雑誌掲載の論文もあり研究者としての国際的評価も獲得し始めている。 コロナ禍に演奏会プロデュースを本格化。そのエネルギーに引き寄せられた音楽家の仲間・弟 子・友人と共に、クラシック業界人未踏の活動を展開中。 アルフレド・パール 指揮・ピアノ チリ出身。ドイツ・デトモルト音楽大学ピアノ科教授。ギュンター・ ルートヴィヒ、マリア・クルチオ等に師事。英国、ドイツを中心にキャ リアを築き、ベートーヴェンピアノソナタ全集のCDが大きな話題を集 めて、チリ出身の巨匠アラウに継ぐ正統派ドイツ・ピアノ音楽の継承 者と評される。バービカン・センター、コンセルトヘボウ、ウィーン楽 友協会など世界の主要ホールで演奏。ロンドン響、ロイヤル・フィル、 ハレ管、スイス・ロマンド管、ゲヴァントハウス等と共演。シューベル ト、リスト、ラヴェルのピアノ作品、ピアノ協奏曲等CD多数。 2009年デトモルト室内管弦楽団芸術監督に就任。室内楽版マーラー作 曲「大地の歌」のCDで2015年ECHO-Klassik受賞。 |
主催者 | 音枕OtomakuRa | URL | https://sites.google.com/view/otomakura |
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Festa! 大演奏会『日本のヴァイオリン史 楽器の誕生から明治維新まで』出版記念コンサート
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